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レッドブックを読む

​人生も、本も、セルフプロデュースしませんか?

「作家は原稿だけ書いていればいい」という時代はとうの昔に終わってしまった。二十年くらい前から、僕はそう考えている。

「無名作家」である僕の印税率は、せいぜい五パーセント止まり。出版したタイトル数が二つだけだから、当然のことながらバイトをせずには食べていけない。芥川賞を受賞した人たちでさえ、そのうちの何人が小説を書いて生活できているんだろう?と不思議に思う。

 作品が映画やドラマにでもなれば、一時的にはお金に困らない生活を送れるらしい。だから文学賞の応募規定には、必ず映画化・ドラマ化されたときの条件が記されている。「◯◯化の権利は出版社に属するものとする」と。

 僕は映画やドラマが好きだけれど、それを前提に書いた原稿を出版社の編集者に渡したら「シナリオを書かなきゃダメだ」と言われ、突き返されてしまった。

 だから、大枚叩いて「シナリオの学校」にも通ってみたの
だが、そこは「シナリオライター」を目指す人たちばかり。「小説家」を目指す者なんか、僕しかいなかった。当然だろう。だって、「シナリオの学校」なんだから。

 そして再び、求人サイトでバイトを探す日々に戻った。文学賞に応募したところで受賞して賞金をもらえなければ、米も味噌もカップラーメンも買えない。フリーターのほうがずっとマシだ。コンビニで買ってきたポテチを頬張りながら、ふと、求人サイトのアフィリエイト広告に「自分の本をセルフプロデュースしませんか?」というキャッチフレーズを見つけた。なるほど、そういう手があったか。

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パリの憂鬱

瀬木匡史 | 本格派長編ミステリー

ISBN 978-4-9906865-2-9

​発行日:2014年 6月 6日

<定価>

書籍版;1,500円(税別)

​電子書籍版;1,300円(税別)

 1995年のパリ。華やかなイメージに彩られたその街に暮らす日本人・村上拓也は、日々、商売上の駆け引きに神経をすり減らしていた。そんなとき、友人アンリから山口涼子という日本人女性を紹介され、1枚の絵を預かることになる。だが、その日を境に不穏な出来事が村上の周囲に起こり始める。シャンゼリゼ、凱旋門、エッフェル塔、セーヌ川。カフェのテラスで「ル・モンド」を広げるパリジャン、クレープを片手にモンテーニュ通り歩くパリジェンヌ。だが、装った言葉の中に生活は存在しない......。

 およそ9年間のパリでの生活経験のある著者が書き下ろした、1995年のパリを舞台に緻密かつ巧妙に交錯しながら展開される、渾身の長編ミステリー。

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​サハラを走る。

赤坂剛史 | ドキュメンタリー

ISBN 978-4-9906865-4-3

​発行日:2014年 8月 29日

<定価>

書籍版;1,400円(税別)

​電子書籍版;1,200円(税別)

 2008年サハラ、2009年アタカマ、2010年ゴビの世界の三大砂漠、そして2010年南極と、食糧や水を背負いながら7日間で250キロマラソンを走破するすべてのサバイバルレースを完走した著者の原点がここにあります。
 その記録は単なるサバイバルマラソンの記録に留まらず、自分自身との対話を核とした精神世界へ小気味良いテンポで読者を誘います。「完走することが重要なのだ。諦めないことが大切なのだ」と言う著者・赤坂剛史の人生観がサハラを舞台に展開される、前向きに生きたいと思うすべての人に向けたドキュメンタリーです。

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ニューカレドニアで

逢いましょう。

ばっぷ | 紀行エッセイ

ISBN 978-4-9906865-3-6

​発行日:2014年 6月 1日

<定価>

書籍版;1,300円(税別)

​電子書籍版;1,100円(税別)

ニューカレドニア。カナックたちが暮らす島。

豊かな自然が残り、昔ながらの生活が営まれ、

平和な時間がゆっくりゆっくり流れるところ。

ヤモリが啼いて、青い蝶がはらはらと舞い、

頭の紅いインコが飛び交って、

ハイビスカスの花が落ちれば月が出て星が降る......

都会の生活に疲れたら、

この本片手に行ってらっしゃい。

*2006年に文芸社から出版された同名著作の「復刻版」です。スローライフ讃歌の好エッセイ!

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せめて、旅気分を。ちょっと変わった旅だけど。

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